あれは高校3年生の頃です。授業中にふと外を見たら緑の中で桜吹雪が舞っていました。花びら一枚一枚が輝いて見え、授業も聞かずに見惚れていました。暖かくて花粉症もなくて、とても爽やかで気持ちの良い気分だったことを覚えています。この時期になると必ずそのことを思い出し、良い気分になります。
ほぼ海しか撮っていない私がいつもとは違う被写体に対してどう向き合うか。どのように「桜を撮る」か。そういうことを考えたり、突然「あっこれだ!」と感じながら撮っていました。桜を撮るのは難しいけれど、ワクワクしながら撮れる楽しい時間でした。