イルカを見て少しだけシュノーケリングをして港へ帰る途中でザトウクジラに出会いました。ハワイではちょうど１２月～４月まではホエールウォッチングの時期だそうです。小さいですが写真の真ん中らへんに光が当たっている尾びれが見えると思います。船は結構揺れるので写真が斜めですみません。クジラは哺乳類なので肺呼吸です。１０～１５分位に１回呼吸をしに海面まで上がってきます。このツアーではイルカは約２０頭、ザトウクジラは３頭出会えました。残念ながら海ガメには水面でうっすらしか見えませんでした。野生の動物たちなのでその時々で出会えるかどうかは変わります。海は大好きだけれど水が苦手で船酔いもする私ですが、勇気を出してこのシュノーケリングツアーに参加できてよかったです。

イルカは夜は狩りに出掛けて、朝は浅瀬で睡眠をとり休息する生活をしているそうです。そうそう、今回出会ったイルカはハシナガイルカです。浅瀬で休息しているところをシュノーケリングでお邪魔するのでバチャバチャ音を立てないように静かにゆっくり泳ぐよう心掛けました。実は昨年夏頃にハワイでは野生のイルカを守るために５０ヤード(４５．７メートル)以内に近づくことを禁止する規制案が出ていました。人間がイルカの睡眠妨害をして健康障害が起き生態に影響するおそれがあるということです。確かにそう言われるとそうなのかもしれないと思いましたが、実際にイルカ達は人間が泳いでいる下の方を泳いでいたので逃げているような感じでもないように感じました。もし嫌ならどこかへ逃げてしまうだろうとも思います。イルカの個体数が減っている訳でもないという記事も見ましたしどちらの意見も理解はできますが、やはり真実はイルカに聞いてみないと分かりません。ツアースタッフ曰く、今年の夏頃にはもうこのツアーはできなくなってしまうかもしれないと話していました。ハワイでイルカとのシュノーケリングをしたい方はお早目に。